12月中旬の寒い中、朽木旅行のメンバーで白浜に自転車ツーリングに行ってきました。とは言っても滋賀から和歌山まで自転車で走るのは到底困難なので自転車を電車に積み込んで紀伊田辺から串本までサイクリングしてきました。
	ＪＲの規定（2006年12月現在）では競技用自転車以外の輸送は無料で、縦横高250cm以内（1辺200cm以内）、カバーで覆うこと、他の乗客の迷惑にならないようになどの条件をクリアすれば輸送可能です。僕達はカバーは百円ショップのバイク用カバーに口を縛れるように加工して利用しました。でも破れやすいので予備を持っていきました。
	写真のように梱包し、電車に積みました。さすがにものすごい目線を受けましたが、気にしないことにします。そうして普通電車を乗り継ぐこと５時間・・・、紀伊田辺からサイクリング開始です。開始直後友人Ｂの自転車に異変が起こったのですが、なんとかまともに今回の旅行中は乗り切ってくれました。初めのうちは交通量も多く海も見えないのですが、椿あたりから右側に太平洋が広がり快適に走ることが出来ました。
	途中道の駅志原海岸にて昼食をとりました。前が砂浜となっており海を見ながら食事ができます。そうしてずんずん進んでいくとアップダウンが激しい・・・。トンネルも結構多く日置トンネルなんか1184mもあるので後ろからトラックが来たらヒヤヒヤでした。友人Ａの体調があまりよくなかったのでローペースで走行しました。
	下りは楽しく50km以上で突っ込んでいけます。将来バイクで走ってみたいものです。途中休憩していると「どこから来たの〜」と地元の方が話しかけてきたので「滋賀です」とこたえると「遠くから来たのねぇ〜」などと話していると「疲れてるやろ！ジュースでも買い！」と2000円ポンッと渡されました。こちらは呆気に取られて一瞬凍ってしまいましたが本当にありがとうございました。でもジュース飲んでも余るのでお釣りを返そうとすると「ちょっと早いお年玉！」と言われて貰っちゃいました。そうして夜の宴会代として消えたのでした。
	串本町に入るもまだまだワインデｨングは続きます。足をつったり段々疲れてきたのですが、コンビニがありません。自販機はあるのに店がない・・・。ものすごくチョコレートが食べたくなったのを覚えています。そうしてこぎ続け串本駅到着です。疲れていたので潮岬はあきらめ、将来バイクでリベンジすることを誓いました(笑）電車出発まで時間があるのでサンゴの湯という施設で温泉に入ってきました。休憩室で大の字にくたばりました(笑。
	入浴後串本から白浜まで慣れないワンマン電車に乗り、白浜で泊まりました。そうして宿の近くのコンビニで食料を買い込み宴会突入ですが、僕が一番にくたばりました(笑。朝は９時過ぎに宿を出て、南部駅までサイクリングし、電車に乗り家に帰りました。通勤ラッシュの時間に被らずなんとか迷惑にならず帰ってこれました。でも新快速は乗客が多くて普通電車に乗りました。ラッシュの時間だったら多分乗車拒否だと思います。
	天気は両日ともなんとか雨は降らず、２日目は快晴でした。今回はＪＲは青春１８きっぷを使い２日で4600円。宿代も3000円に抑え食費（オールコンビニ！(苦笑）を入れても総費用10000円以内で行くことが出来ました。 そしてクリートの恩恵の大きさに感動しました。